熊野市立入鹿小学校5、6年生による水生生物調査

7月24日、入鹿小学校の5、6年生13名が、学校の近くを流れる熊野川(北山川)支流の板屋川で水生生物調査を行いました。このあたりには山の斜面に小さな田んぼが波のように連なる有名な丸山千枚田などもあり、美しい里山の景観が広がっています。天気は快晴。調査場所は川幅も広く、全体的に浅めなので調査の大変しやすい状況でした。瀧野先生の指導のもと、班ごとに分かれて約1時間行った結果はどうでしたでしょうか。
結果
見つかった生き物は、チラカゲロウやエルモンヒラタカゲロウなどのカゲロウ目が3科、ヒゲナガカワトビケラやグマガカワトビケラなどのトビケラ目が7科、クラカケカワゲラ、ヘビトンボ、ヒラタドロムシ、ウスバヒメガガンボ、ナミウズムシ、カワニナ、サワガニなど。またカワヨシノボリやアカザ、カワムツ、モクズガニなども見つけました。
そんな中で今回もっとも注目した発見がムカシトンボでした。ムカシトンボは「生きた化石」ともいわれ、原始的な形をしています。清流で5年から7年の間、幼虫として過ごすといわれており、ムカシトンボがいるということは、その間その川はずっときれいだったということがわかります。これまでの熊野川流域の調査でもほとんど見つからなかったので、久しぶりの出会いに瀧野先生も喜んでおられました。子供たちも先生の説明を聞いて少し誇らしげな様子でした。
調査の結果は19の科が見つかり、スコアの平均値は8.6でした。
秋には3、4年生が実施する予定です。またたくさんの生き物たちを見つけましょう。